ヨーグルトメーカー活用術②サワークリーム、発酵バターの作り方

前回ご紹介した「豆乳ヨーグルト」「生クリームヨーグルト」に続き、
ヨーグルトメーカー活用術第二弾、「サワークリーム」と「発酵バダー」のレシピと作り方をご紹介!
740.jpg

バターの風味がより強く、パンに塗ったり、お料理・お菓子作りにと、いつもよりちょっと贅沢な味わいを楽しむことができる発酵バター。

お店で買うとちょっとお高い発酵バターですが、そもそもの非発酵バターと発酵バターの違いをご存知でしょうか。
非発酵バターは、クリームを攪拌し、脂肪粒とバターミルクに分けることで作られます。一方、原料となるクリームを乳酸菌で発酵させて(この状態がサワークリーム)から作るのが発酵バター。
つまり、サワークリームを攪拌し、分離させることで、発酵バターを手作りすることができるんんです。

より豊かな風味を味わうことができる発酵バター。
ヨーグルトメーカーを使って作ってみましょう。


【サワークリーム】
まずはサワークリーム作りから。
sour creme1 740.jpg <材料>
生クリーム 400ml
プレーンヨーグルト 50g

<作り方>
1)生クリーム400mlにプレーンヨーグルト50ml(付属スプーン2杯)を入れ、よくかき混ぜる。
2)キャップを閉めて本体に入れ、カバーをして発酵温度と発酵開始時刻をセットする。
・発酵温度 40℃
・発酵時間 8時間程度
3)出来上がりはとろっとしたゆるい状態。冷蔵庫で一晩程度冷やすと固めのクリーム状に。


sour creme2 740.jpg 爽やかな酸味とコクの両方を楽しめるサワークリーム。
もちろんサワークリーム自体も、肉・魚料理に添えたり、シチューやスープに加えたり、ソースやディップにしたりとお料理に大活躍。 パイ作りにたっぷり使ったり、ナチョスなどのスナックに添えるのもおすすめ。


【発酵バター】
サワークリームをさらに攪拌して、風味豊かな発酵バターに。 butter0 740.jpg <材料>
サワークリーム

<作り方>
1)サワークリームをボウルに入れ、ハンドブレンダーやミキサーで攪拌する。
2)10分程度攪拌すると、固形分(バター)と水分(バターミルク)に分離する。


butter2 740.jpg

3)キッチンペーパーとザルなどで水分を切れば、発酵バターの完成。
butter1 740.jpg 塩やハーブを練りこんだハーブバター、レーズンを混ぜてレーズンバターにするのもおすすめ。
残ったバターミルクは、パンケーキやクッキーにと、無駄なく最後まで、味わってくださいね。



昨日までサラサラの液体だった牛乳が、一晩でヨーグルトに変わったり、お米と麹を発酵させるだけで、糖が生まれて甘酒に変わったり。
ヨーグルトメーカーで色々な発酵食品を手作りしてみると、改めて菌たちの「生命力」?を感じさせられることが多々あります。

発酵食品習慣で腸内環境が変わるとは言われても、いまいちイメージできていなかったのですが、はっきりと状態や味の変わる過程を見て菌たちの力を目の当たりにすると、それも納得。
理科の実験のような楽しさもあるヨーグルトメーカー、ぜひ色々な発酵食品作りに活用してみてください。
Vitantonioヨーグルトメーカー>>


表示する記事がありません。

「Vitantonio 」公式LINEにて
新商品やお得なキャンペーン
おすすめレシピをお届け!

×