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2024/06/18

岡本雅恵のVitantonioレシピNo.109≪レモンヨーグルトパンケーキ≫

フードユニットTORiを経て、長野県御代田町の古民家「atelier Rom」を拠点に活躍されている料理家・岡本雅恵さんの連載レシピコラムをお届けします。

岡本雅恵　料理家／atelier Rom主宰

フードユニットTORiを経て、 2020年に長野へ移住し、畑に隣接する古民家をアトリエとし、レシピ開発、テイクアウトやワークショップなど、食にまつわる活動をしている。できるだけ地元の生産者さんの食材や、季節の恵みを大切に、自身でも無農薬の野菜作りにチャレンジするなど、改めて食材に向き合い勉強する日々を送っている。 https://rommasaeokamoto.stores.jp//

みなさんこんにちは！岡本です。
気づけば６月も下旬に、、、あっという間に1年の半分が過ぎようとしていますがいかがお過ごしでしょうか？こちら長野は、気持ちの良い季節に合わせて、一気にいろいろなことが動き出した感覚があり、毎週のようにどこかでイベントやマルシェがあったり、町の特産であるレタスやブロッコリーが出回り、産直でも野菜がもりもりとしてきたり、子供の運動会もあったし、仲間たちとの田植えも先日無事に終わりました。

なんだか毎日せわしないわけですが、避けては通れないのが季節の手仕事！今年は梅が不作とのことで、毎年たっぷり使わせてもらっている実家埼玉県産のものはあまり採れず、、、私のアトリエの庭にある梅の木から大切に使おうと思っていたのですが、いつもお世話になっている方から、よかったら採りにこない？とお声がけいただき、お邪魔させていただくことになり、ホッと安堵しています。

また、無農薬で野菜を育てている友人からも、畑に植えているエルダーフラワーのお花を分けてもらったのでシロップにしたり、実家の畑のらっきょうも送ってもらったので漬け込んだりと、日々何かしら仕込み、季節の恵みを堪能しており、本当にありがたい限りです。毎年続けているからこその変化や、紡いできたご縁でこうして同じように作業ができることは、単純作業で手を動かしている時に、さまざまなことを思い浮かべ、余計に染み入る嬉しさです。

梅シロップ、らっきょうの塩漬け、エルダーフラワーシロップ、梅干し、梅かつお味噌、山椒の実で塩漬けやオイル漬け、、これらの仕込んだ保存食は、私のアトリエでオープンデーやPOPUPに合わせて使ったり、ケータリングやお弁当のメニューで使うこととなるので、召しあがれる機会がある方は、ぜひ楽しみにしていてください！

さて、今回はワッフルベーカーのパンケーキプレートを使って、レモンヨーグルトパンケーキのレシピをご紹介いたします！レモンの皮をパンケーキに混ぜ込み、爽やかなレモンヨーグルトクリームをたっぷりかけた、カフェのメニューのような一品です。小さなパンケーキの型で作る、ミニサイズが見た目にも可愛く、何枚か重ねてお皿に載せるのもかおすすめです。少し手間はかかりますが、工程はどれも簡単なものばかりですので、ぜひお試しくださいね！