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2024/11/20

岡本雅恵のVitantonioレシピNo.114≪紅茶のマドレーヌ≫

フードユニットTORiを経て、長野県御代田町の古民家「atelier Rom」を拠点に活躍されている料理家・岡本雅恵さんの連載レシピコラムをお届けします。

岡本雅恵　料理家／atelier Rom主宰

フードユニットTORiを経て、 2020年に長野へ移住し、畑に隣接する古民家をアトリエとし、レシピ開発、テイクアウトやワークショップなど、食にまつわる活動をしている。できるだけ地元の生産者さんの食材や、季節の恵みを大切に、自身でも無農薬の野菜作りにチャレンジするなど、改めて食材に向き合い勉強する日々を送っている。

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ワッフル＆ホットサンドベーカー

HOT SANDWICH BAKER "gooood II"　/VHS-15
900Wのハイパワーで、サクッふわっの焼き上がり。本格的な深型ワッフルプレートと、耳付きホットサンドが焼けるマルチサンドプレートの2種類を付属。取り替えて使えるオプションプレートは、レシピが広がる全14種。

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マドレーヌプレート

MADELEINE PLATE / PVWH-20-MD
下はシェル型、上はおへそ型のプレートで、理想のカタチのミニマドレーヌが完成

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みなさんこんにちは！岡本です。
今年も残すところあと1ヶ月半…早いもので年末の話もちらほら出てきていて、このままあっという間に時間が過ぎそうですね。こちらの畑は霜が降り始めたので、寂しいですが、そろそろ露地栽培が終わりに近づきつつあります。

どんな場所で作られているかの食材の背景や、作ってくださる生産者さんのお人柄や想いも含めて、料理を通して伝えられたらと思っているので、普段はできる限り畑へお邪魔させてもらっています。

時には収穫させてもらったり、その場で味見をしたり、何気ない世間話に花を咲かせたりと…いつしかその時間は、私にとってかけがえのない癒しのひと時にもなっています。そして、新しい料理のアイディアのヒントになる時も。アトリエに戻って、仕込みをしているときに、水洗いしながら食材の美しさにはよくうっとりしています。

畑や現地からお客様のもとへ、料理をして届けている、その間にいる人間として、野菜や果物だけでなく、魚やお肉、乳製品…普段私たちが当たり前に使っている食材のことを、もっともっと知りたいなと改めて思う日々です。土や生き物に近い仕事や、第一次産業と呼ばれる、自然を相手に仕事をされている方の考え方や姿勢には、いつも学ぶことばかりだなと思います。

最近、積極的にそういった方々との仕事に関わらせてもらったり、ご縁をいただいたりしているので、”美味しい”の背景や、その先の未来についてよく考えています。学びは一生続きますね。これからも貪欲に知っていきたいと思います。

さて、今回はワッフルベーカーのマドレーヌプレートを使って、紅茶のマドレーヌのレシピをご紹介したいと思います。シンプルな材料ながら、リッチな味わいは、この時期に温かいお飲み物と一緒にいただくのが格別です。

粗熱が取れた出来立ての味わいは、外側はカリッと、中はアールグレイが香るふわっとした食感、少し時間が経ったものは、しっとりとした口どけで、また違った美味しさを楽しめます。贈り物にもおすすめです。ぜひお試しください！