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2025/03/28

【岡本雅恵のVitantonioレシピ】No.118≪ほうれん草とベーコンの米粉ワッフル≫

フードユニットTORiを経て、長野県御代田町の古民家「atelier Rom」を拠点に活躍されている料理家・岡本雅恵さんの連載レシピコラムをお届けします。

岡本雅恵　料理家／atelier Rom主宰

フードユニットTORiを経て、 2020年に長野へ移住し、畑に隣接する古民家をアトリエとし、レシピ開発、テイクアウトやワークショップなど、食にまつわる活動をしている。できるだけ地元の生産者さんの食材や、季節の恵みを大切に、自身でも無農薬の野菜作りにチャレンジするなど、改めて食材に向き合い勉強する日々を送っている。

Vitantonio

ワッフル＆ホットサンドベーカー

HOT SANDWICH BAKER "gooood II"　/VHS-15
900Wのハイパワーで、サクッふわっの焼き上がり。本格的な深型ワッフルプレートと、耳付きホットサンドが焼けるマルチサンドプレートの2種類を付属。取り替えて使えるオプションプレートは、レシピが広がる全14種。

詳細はこちら

みなさんこんにちは！岡本です。
あっという間に年度が変わる時期に差し掛かりましたね。こちらはまだ雪が残りますが、確実に春の気配を感じるようになってきました。
　小さな芽吹きを見つけたり、新しい年度に向けて計画を立てたりと、次の季節に向けて準備が進んでいます。
農家さんたちも動き出し、少しずつ忙しくなってくるので、私もいよいよだなと、わくわくしています。

先日、自身のアトリエで企画した映画上映会で、アリス・ウォータースのドキュメンタリーをたくさんの参加者さんと見ました。

アメリカのカリフォルニアにあるオーガニックレストラン、シェ・パニースの創始者であり、“おいしい革命”の実践者とも言われ、50年近くにわたり、先駆者として食の世界の道を切り開いている存在です。
生産者さんファーストを徹底した姿勢、その背景にはこれからの地球の未来を考えての選択が積み重なっています。
私にとってずっと憧れの存在であり、こちらへ移住したきっかけとしても大きく関係しています。

夜のディナー会では、生産者さんを囲んでのトークセッションを開催しました。
ひとりひとりの感想や意見を聞きながら、対話を深めていく時間。本当に良いものでした。
こうしてひとりひとりが自分ごととして向き合い、地域で繋がっていくことが、これからの世界でもとても大切だと思っています。

また機会を見てやれたらいいなと、良いインスピレーションをもらった出来事でした。ますます生産者さんと食べてくれる人を繋げていく料理が作れたらいいなと思います。

さて、今回は米粉ワッフルのアレンジバージョン、ほうれん草とベーコンを入れたお食事系のワッフルのレシピをご紹介いたします！
炒めたほうれん草とベーコンが入り、米粉、卵などを入れて焼いたものなので、朝食やブランチにぴったりです。
サクッとした軽やかな食感と、甘塩っぱさが、ついついもうひとつと手が伸びてしまいます。
米粉はふるう必要もなく、混ぜすぎを心配する必要もないので、扱いやすいかと思います。
グルテンフリーになるのも嬉しいですね。
子供達にも大好評でした！ぜひお試しくださいね。