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2024/12/17

岡本雅恵のVitantonioレシピNo.115≪シュトーレン風カップケーキ≫

フードユニットTORiを経て、長野県御代田町の古民家「atelier Rom」を拠点に活躍されている料理家・岡本雅恵さんの連載レシピコラムをお届けします。

岡本雅恵　料理家／atelier Rom主宰

フードユニットTORiを経て、 2020年に長野へ移住し、畑に隣接する古民家をアトリエとし、レシピ開発、テイクアウトやワークショップなど、食にまつわる活動をしている。できるだけ地元の生産者さんの食材や、季節の恵みを大切に、自身でも無農薬の野菜作りにチャレンジするなど、改めて食材に向き合い勉強する日々を送っている。

Vitantonio

ワッフル＆ホットサンドベーカー

HOT SANDWICH BAKER "gooood II"　/VHS-15
900Wのハイパワーで、サクッふわっの焼き上がり。本格的な深型ワッフルプレートと、耳付きホットサンドが焼けるマルチサンドプレートの2種類を付属。取り替えて使えるオプションプレートは、レシピが広がる全14種。

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Tool

カップケーキプレート

CUPCAKE PLATE / PVWH-20-CC
ベーキングカップを使わずに、小さなカップケーキを1度に8個焼き上げられる楽しいプレート。パステルカラーのバタークリームやクリームチーズアイシングでデコレーションすれば、まるでカップケーキ屋さんみたいな仕上がりに。

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みなさんこんにちは！岡本です。
今月はアトリエでの大きな企画展もあり、バタバタと忙しくしていたら、前回のコラムからあっという間に時間が過ぎてしまった感覚です。今年がもう終わるなんて、、、！信じられませんね。（毎年言っているかもしれませんが、笑）

紅葉がとても綺麗で、子供達とサイクリングしていたのが遥か昔のよう。先日は雪もすこし降って、空気がキンっと冷たくなり、浅間山には常に雪が積もっている風景となりました。

もともとは、寒い冬が本当に苦手でしたが、年々冬が来るのが楽しみになっているのは、この地域に慣れてきたからでしょう。前は、色がどんどんなくなっていく景色がなんだか物悲しくて、憂鬱に感じたものでしたが、その時々での楽しみが増えてきたからこそ、体感することが変わってきたのだと思います。

野草ワークショップで知った、ガマズミという赤い実は、茶色い葉が落ちて、冬の景色の中でもひときわ目立つ存在です。ビタミンCもポリフェノールも豊富で、酸味がとても強いので、お砂糖と合わせてシロップにしたり、お漬物に入れたりと、この時期を楽しむ風物詩となりました。

田んぼの川沿いには、クレソンがわさわさと生えていて、お料理に添えたり、野生ならではの味わいになんだかとても嬉しくなったり…

ただ、私にとっての息抜きで楽しみである、生産者さんたちの畑にお邪魔させていただくのは一旦お休みに。畑の土が凍ってしまうので片付けとなり、お店やさんも冬季休業されたり、生産者さんたちは全く違うお仕事をしたり、お休みに当てたりと、1年でオンとオフがある暮らし。毎年その雰囲気が独特で面白くて、冬はどんな風に過ごす予定？と、この時期に会う人と立ち話するのが常となっています。長くて厳しい長野の冬。私もじっくり自分と向き合って過ごしたいと思っています。

さて、今回ご紹介するのは、ワッフルベーカーのカップケーキプレートを使った、シュトーレン風カップケーキになります！色々なお店や作り手さんからシュトーレンを買うことができますが、自分で手軽に作れたら嬉しいですよね。ラム酒に漬けたドライフルーツの風味と、シナモンパウダーがこの時期にぴったり。たっぷりと粉糖をまぶした一口サイズのシュトーレン風カップケーキ。ホリデーシーズンを盛り上げてくれることと思います。よかったらぜひお試しください！