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2016/04/22

TORi岡本雅恵のVitantonioレシピ　NO.012≪フムス（ひよこ豆のディップ）≫

すっかり春めいた気持ちの良い気候ですね！大好きな季節の到来に、心が弾みます。
桜はあっという間に散ってしまいましたが、今は八重桜が満開に。
私にとっては、桜はスタートの合図、日々次々と咲き誇るお花たちに目を輝かせてお散歩しています。

娘と一緒に外に出ると、いいお天気で気持ちいいね〜！と。
いつの間にか私の口調がうつった娘が目を細めて言うセリフに、思わず頰が緩んでしまいます。
娘は断然ピンク色が好きなので、今の季節だと濃いピンクが美しいツツジがお気に入りのようです。

TORi_column20160422_1sum 薄手のコートや綺麗な色のカーディガンを着るのが楽しかったり、自然の恵みをダイレクトに感じる春の食材に、色々と料理する意欲が湧いてきたりと、こんなにも気持ちに変化が訪れるものなんだな〜と自分の単純さに笑ってしまいますが、ポジティブに行動できることは、頭の切り替えもうまくできたり、小さいことで悩まなくなったり、いいことづくめですね。
そんな楽しい気持ちが続く時は、昼夜問わず友人たちと会う回数も増えたり、3、4、5月と私たち家族の生まれ月でもあるので、お誕生日会をしたりと、何かと料理をお出しする機会も多いのですが、今回はシンプルで簡単ながら、重宝する、ガラスチョッパーで作るフムスをご紹介しようと思います。

TORi_column20160422_2sum フムスとは、中東でよく食べられているひよこ豆のペーストで、ピタに付けて食べることが一般的ですが、野菜につけたり、バゲットに塗ったりと食べ合わせやすい1品で、乾燥豆から作るペーストは滋味深くなかなかクセになるお味です。

お豆を茹でる時に、軽く下味を付ける要領でにんにくやお塩、ローリエやくず野菜なんかを一緒に入れると、黄金色のとても美しいスープが出来上がります。
フムスは茹でてあるものを使って簡単に作ることもできるのですが、一気にたくさん茹でてしまえば、煮込みやカレー、マリネなどにも使えますし、茹で汁と一緒に冷凍することもできますので、ぜひ美味しいひよこ豆で試してみてほしいなと思います。

TORi_column20160422_3sum 写真は、先日3歳になった娘の誕生日会をご近所の仲良しファミリーたちと一緒にお祝いしている様子です。
風船をたくさん飾って！大喜びの娘。
ここまで健康に育ってくれて、たくさんのことを教えてくれた彼女に、感謝の気持ちでいっぱいです。

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TORi岡本雅恵のVitantonioレシピ　NO.012≪フムス（ひよこ豆のディップ）≫

TORi_column20160422_4sum ＜材料＞　約300g
ひよこ豆（乾燥）　　　　100g（ゆでると225gくらいになります）
にんにく　　　　　　　　1片
塩　　　　　　　　　　　小さじ1
ローリエ　　　　　　　　1枚

白練りゴマペースト　　　30g
オリーブオイル　　　　　大さじ2
茹で汁　　　　　　　　　大さじ2
塩　　　　　　　　　　　小さじ1/4～1/2
レモン汁　　　　　　　　小さじ1/2
にんにく（すりおろし）　少々
ブラックペッパー　　　　少々
クミンパウダー　　　　　お好みで少々
カイエンヌパウダー　　　お好みで少々

＜つくり方＞
1.ひよこ豆を軽く洗い鍋に入れ、豆の約5倍の水に6～8時間くらい浸水させる。
2.そのまま火にかけ、少ないようなら水を足して、にんにく、塩、ローリエを入れ、沸騰したらアクを取りながら、弱火にして30～40分くらい、手で潰れる柔らかさになるまで茹でる。
3.火を止めてそのまま粗熱が取れたら、ざるを使って豆と茹で汁を分ける。
4.チョッパーに、茹でたひよこ豆、他の材料を加えて滑らかになるまで撹拌する。
　※清潔な容器に入れ、冷蔵保存で3～4日以内に食べきるようにしてください。

【POINT】
＊ひよこ豆は前日の夜に洗って水に浸しておけば、朝一で茹でることもできますし、朝に水に浸してもその日に茹でることができます。
＊すでに茹でてあるものでも作ることができますが、乾燥豆を茹でてから作ることで栄養価もup、断然美味しくなります！
＊豆の茹で汁は、たっぷり出汁が出ているので、塩で味を整えればそのままスープストックとしても活用することができます。
＊多めに茹でて茹で汁ごと冷凍しておくととても便利です。カレーや煮込み料理、マリネなどにも。