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2019/10/22

TORi岡本雅恵のVitantonioレシピNo.054≪かぼちゃのグラタンパイ≫

みなさんこんにちは！TORiの岡本です。

先日の台風の被害があまりにも大きく、連日のニュースやSNS等で知る情報に胸を痛めております。
自然の脅威と、普段からの備えや、危機管理などを改めるきっかけともなり、身の引き締まる思いでいます。
1日でも早く、穏やかな日々を送れるよう心より願っております。
そして、自分ができること、日々の当たり前の有難さ、を胸に刻み、地球に暮らしている一員として、小さいながらも行動に移していくことの大切さを感じています。

台風が過ぎ去ったあと、至る所から金木犀の香りが漂ってくるようになり、季節がぐっとまた深くなったのを教えてくれました。
そんな些細なことが幸せで、元気をもらいます。

toricolumn_20191017_1sum この1年くらい、風邪を引くこともなく体調を崩すこともなく過ごして来られたのですが、ちょっと気を抜いた拍子に季節の寒暖差にやられてしまったようで、あっという間にのど風邪にやられてしまいました。
ちょうど台風がきていたこともあって、大事をとって夫の実家に避難させてもらったのですが、熱はでないものの、溜まりに溜まっていた疲れと気圧のせいなのか、起き上がることができずコンコンと眠らせてもらったのでした。

toricolumn_20191017_2sum 子供達は、たまに私が寝ている部屋を覗きに来ては、大丈夫？早く元気になってね、と優しい言葉をかけてくれたり、お手紙を書いて持ってきてくれたりと、弱った心と身体に沁み渡るようでした。
いつもは私が寝ていると、ふざけて下の子なんかは、容赦なく馬乗りしてきたりと、やんちゃっぷりを発揮するのですが、ゴホゴホと咳き込んで横になっている私を見て、喉が痛いの？気をつけてね、なんて言葉まで言えるようになり、そんなところにも成長を感じたりしました。
夫もおかゆを作ってくれたり、近くに濡れタオルを干してくれたりと、家族の優しさが有り難く、お母さんの休日を思いがけずもらってしまった気分でした。

toricolumn_20191017_3sum さて、今回は毎年この時期恒例のハロウィンをイメージした、ワッフルベーカーのタルトレットプレートを使って作った、かぼちゃのグラタンパイをご紹介したいと思います。
冷凍パイシートを使っているので、とっても手軽に作ることができて、高温で焼き上げるので、さくっとした出来たての美味しさは格別です。
オーブンを使わずに、ワッフルベーカー本体のみで完結するよう、パイにのせるグラタンは、チーズを溶け込ませて仕上げてあります。
とろっと熱々のグラタンをサクッとしたパイにのせてぜひ召し上がっていただきたいです。
ハロウィンの持ち寄りパーティなどに持って行くのもおすすめです！ぜひお試しくださいね。

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TORi岡本雅恵のVitantonioレシピNo.054≪かぼちゃのグラタンパイ≫

toricolumn_20191017_4sum
＜材料＞4個分
（フィリング）
かぼちゃ（正味）　150g
玉ねぎ　　　　　　1/4個（60g）
ハム　　　　　　　20g
しめじ　　　　　　10g
バター　　　　　　10g
薄力粉　　　　　　小さじ2
牛乳　　　　　　　80cc
塩　　　　　　　　少々
ブラックペッパー　少々
とろけるチーズ　　15g
パセリ　　　　　　適量

冷凍パイシート　　2枚

＜つくり方＞
1. フィリングを作る。かぼちゃは種とワタを取って緑の皮の部分をそぎ落とし、3cm角にカッしたら耐熱容器に入れて軽くラップをして、600wで3分～3分半程度、すっと竹串が通るくらいまで加熱する。
2. 小鍋にバターを入れて、薄切りにした玉ねぎをしんなりするまで炒め、短冊切りにしたハムと、ほぐしたしめじを入れて、薄力粉を加えて炒める。
3. 2に1のかぼちゃ、牛乳、塩、ブラックペッパーを加えて、とろみがつくまで加熱する。
4. 3にチーズを加えてざっくり混ぜ合わせる。
5. ワッフルベーカーにタルトレットプレートをセットして予熱する。
6. 解凍したパイシートを綿棒で2mmの厚さに伸ばし、予熱したプレートの上にのせて蓋を閉め、5～6分加熱する。
7. パイが焼きあがったらそっと取り出して、クーラーの上で粗熱をとり、余分な部分をカットする。
8. パイの上にフィリングをのせて、パセリを散らして完成。