TORi岡本雅恵のVitantonioレシピNo.048≪たけのことひじきの自家製さつま揚げ≫


みなさんこんにちは!TORiの岡本です。

新学期が始まり、新しい環境に変化した方も多いのではないかと思います。
頑張って対応しているのは大人も子供もみんな一緒で、気温のアップダウンや色々な変化に気持ちが追いつかなかったりと、心身ともに疲れやすくなりますね。

toricolumn_20190422_1sum お姉ちゃんは保育園のクラスの先生も変わらなかったので相変わらず元気ですが、弟は大好きな先生がご退職されたり、別のフロアに行ってしまったりと、なんだか心ここにあらずという感じ。
仲の良いお友達は一緒にそのまま進級しましたが、新しい日々に、変化にと、疲れが溜まっていたのでしょう。
突然発熱してしまいなかなかお熱が下がりませんでした。

そんな中、私の仕事の都合がつかないので、義両親に来てもらい看病してもらっていたのですが、保育園から帰ってきたお姉ちゃんがお味噌汁をみんなに作ってあげたいと、出汁をひいて自分一人で作ってくれました。
一度一緒に作ったことがあったので、もうお手の物とばかりに具材を決めたり、できないところや危ないところはもちろん手助けしましたが、こちらが感心してしまうほどに手際よく完成させてくれました。

お熱でぐったりしていた弟でしたが、そのお味噌汁を少し飲んで一瞬本当にとても元気になって、確実にお姉ちゃんの気持ちみたいなものが届いたんだなと思った出来事でした。
誰かを喜ばせたい、その時にできる自分の精一杯を届けたいという想い。
純粋な気持ちの塊には教えてもらうことばかりです。

toricolumn_20190422_2sum 私も料理を作る上で気持ちの部分はとても大切だと思っていて、心が穏やかに落ち着いて元気な状態でいられることを意識し、そういった心得みたいなものを自然に受け継いでくれたらいいな〜なんて思ったりしながら、一緒に料理をできる時間を大切にしています。

toricolumn_20190422_3sum さて、今回はモデルチェンジをしてさらに使いやすくなった、ガラスチョッパーを使ったレシピをご紹介したいと思います!
お魚の白身をすり身にして作った自家製のさつま揚げです。
ガラス製なので匂いもつかず、馬力もあるのであっという間にタネが出来上がるので、思っているよりとても簡単です。

今回は今が旬のたけのこを使ってみましたが、色々な組み合わせで楽しめそうです。
みんなでわいわい、かりっとふわっとした揚げたてをつまんでいただけたらと思います。
是非お試し下さいね!


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TORi岡本雅恵のVitantonioレシピNo.048≪たけのことひじきの自家製さつま揚げ≫

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<材料>6個分
魚の切り身(タラなどの白身)   150g
エビ(殻や背わた尻尾をとったもの)40g
a)
片栗粉 小さじ2
酒   小さじ1
きび糖 小さじ1/4
塩   少々
ブラックペッパー  少々
生姜(すりおろし) 少々

たけのこ(水煮)  20g
ひじき(乾燥)   1.5g(水煮の場合は10g)
いんげん(小口切り)1本(約8g)


<つくり方>
1.魚の切り身は皮や骨を取り除き、1口大にカットしてから、エビ、a)の調味料と共に、ガラスチョッパーに入れて滑らかになるまで撹拌する。
2.1をボウルに移し、水でもどしたひじき、小口切りにしたいんげん、1cm角にカットしたたけのこを入れ、手でよく混ぜ合わせる。
3.揚げ油(分量外)を熱し、手に油(分量外)を塗りながら丸め、160~170℃の温度で両面こんがり色がつくまで、よく揚げて油を切る。

TORi
大学時代の同級生である岡本雅恵と鷲巣麻紀子によるフードユニット。
食・旅・アートが大好きな2人は、卒業後もそれぞれ会社に勤めながら、
月に1回ほどケータリングやフードイベントなどで活動。
2010年3月に上目黒にcafe&catering TORiをオープン。その後、岡本の出産、
鷲巣の産休を機に一度店舗はクローズし、フードユニットとして活動中。
cafetori.com

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