TORi岡本雅恵のVitantonioレシピNo.049≪空豆と新玉ねぎのすり流し≫


みなさんこんにちは!TORiの岡本です。

季節は巡り、去年の波乱万丈な幕開けから始まったお誕生日を経て、1年越しの夫の手術も先日無事に終わり、新たな1年が始まりました!

toricolumn_20190523_1sum この大変だった1年を過ごしてきてみて、日々色々あるし、判断がつかない悩みや不安などもあったりしますが、大切にしたいことや、自分が目指して行きたい方向など、少しずつクリアになっていく感覚があって、間違いなく分岐点にいるな〜と実感している日々です。

toricolumn_20190523_2sum そんな中で出会った素敵な本。
"くらすこと"の活動をされている主宰の藤田ゆみさんが自費出版された、「くらすことの本」です。
"わたし自身のものさしを見つける"をテーマに、こころやからだ、食に関してまとめられた本で、どのページも素晴らしく、自分の中でなんとなく良いと思っていたことが言葉で綴られているのを目の当たりにし、とても感動したのでした。

すぐに影響を受けて、その中でも、雑巾掛けをするという習慣が新たに加わりました。
主に掃除機と気になる時はフローリングモップを使っていましたが、今は定期的に隅から隅まで雑巾で拭いてみているのです。
これがなんと気持ちのいいこと!
腰を下ろしてあたりを見回すと、いつもは見過ごしている部分も目に入ってくるので、手を伸ばして拭いていると思っているよりも掃除ができていて、なんとも爽快!

そういえば、子供たちがハイハイしていた赤ちゃんの時はよく拭いていたな〜と懐かしくなったりしました。
その時は必要に駆られて追われるようにやっていたことも、考え方の変化と気持ちの持ち方次第で、まったく違う感覚で自分が腑に落ちることはあるんだな〜と思ったのでした。
そういった意味で、背中を押してもらえるような本に出会えることは、とても嬉しいことですね。

さて、今回はモデルチェンジをしたハンドブレンダーを使って、旬の空豆を使った、空豆と新玉ねぎのすり流しのレシピをご紹介したいと思います。
ハンドブレンダーは私にとって本当に欠かすことのできないもので、ほぼ毎朝、お味噌汁か温かいスープを飲んでおり、ポタージュにする時は必ず使っています。
これから気温も上がっていきますが、身体を冷やしすぎないようにするためにも、野菜たっぷりのスープはおすすめですよ。
ぜひお試しくださいね!


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TORi岡本雅恵のVitantonioレシピNo.049≪空豆と新玉ねぎのすり流し≫

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<材料>4人分
そら豆   20粒程度(80g)
新玉ねぎ  約1/2個(100g)
じゃがいも 中1個(100gくらい)
昆布    6cm角
塩     小さじ1/2
薄口醤油  小さじ1/2
水     600cc


<つくり方>
1. 水に昆布を浸しておく。(できれば一晩)
2. そら豆はさやごと焦げ目がつくまでグリルして蒸し焼きにし、粗熱が取れたら、中身を取り出して薄皮をむく。
3. 1をそのまま鍋にうつす。そこに2と皮をむいてスライスした新玉ねぎ、皮をむいてスライスしたじゃがいもを加えて火にかけ、アクが出たらアクを取り、沸騰してきたら弱火にして昆布を取り出す。
4. 塩と薄口醤油を加えて、玉ねぎやじゃがいもが柔らかくなったら火を止めて、鍋にハンドブレンダーを入れてなめらかになるまで撹拌する。

TORi
大学時代の同級生である岡本雅恵と鷲巣麻紀子によるフードユニット。
食・旅・アートが大好きな2人は、卒業後もそれぞれ会社に勤めながら、
月に1回ほどケータリングやフードイベントなどで活動。
2010年3月に上目黒にcafe&catering TORiをオープン。その後、岡本の出産、
鷲巣の産休を機に一度店舗はクローズし、フードユニットとして活動中。
cafetori.com

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