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TORi岡本雅恵のVitantonioレシピNo.083≪桜のチーズフィナンシェ≫
 みなさんこんにちは!岡本です。
 
 
 先日、仕事で東京へ行った時にあまりにも暖かくて!すっかり春が来ているんだな〜とびっくりしたのですが、こちら長野県も急に気温が上がり、あれ?これはもう春なのでは!と、気持ちがなんだかソワソワしている今日この頃です。 
 
 
 こちらに来てから、冬の静けさも、凍てつくほどの美しさも肌で感じながら、苦手だった寒い冬も好きになってはきたのですが、うーん、もうそろそろ春が恋しいのだけど〜!と痺れを切らす頃に、ぐぐっと急にやってくるんですよね、笑 良い季節が! 
 
 
 先日、企画している薬草勉強会で、フィールドワークとして、町内を散策してきたのですが、枯れ草だと思って地面に近づいて草をかき分けてみると、しっかり新しい命が芽吹いていたり、虫がうごめいていたりと、季節の移ろいや巡りを感じることができました。湧き水が出ている場所や、天然のクレソンが生えている田んぼのあぜ道を歩きながら春を見つける時間は、とても豊かだな〜と幸せな気分に。 
 
 
 
 また、そろそろ始動する畑のことを考えて、種まきの準備を始めたりイメージを膨らませてみたりと、土に近い暮らしをしたいと思って、移住してきたのもあるので、自分の生活の中に少しずつそういった営みが根付いている感じがして嬉しく思っています。
 
 
 
 子供は、夏がきた〜!と季節をすっ飛ばしていましたが、笑 外遊びが楽しい季節の到来で、これから忙しくも楽しく充実しそうです。 さて、今回ご紹介するのは、ホットサンドベーカーのフィナンシェプレートを使った、桜のチーズフィナンシェをご紹介いたします。 桜の塩漬けをアクセントに、甘塩っぱさが和菓子のようで、コーヒーはもちろんですが、緑茶やほうじ茶なんかの温かいお茶にも合いますよ。ピクニックやお花見をしながら、楽しんでいただくのにぴったりかと思います。 こちらの桜が咲くのはまだ当分先なのですが、気持ちの良い季節を堪能したいですね。ぜひお試しください! 
 
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 TORi岡本雅恵のVitantonioレシピNo.083≪桜のチーズフィナンシェ≫
 
 
 <材料>6個分
 無塩バター 50g
 卵白 1個分
 グラニュー糖 30g
 はちみつ 5g
 
 ●A
 ・薄力粉 25g
 ・アーモンドプール 20g
 ・パルメザンチーズ 5g
 
 桜の塩漬け 10g
 
 
 <つくり方>
 1.焦がしバターを作る。バターを鍋に入れて中火にかけ、バターがとけてパチパチと音がなりはじめる。音がおさまり、大きな泡からクリーミーな泡に変わって少し濃いキツネ色に色づいたら火からおろす。鍋の予熱で焦げないように、鍋を冷水で冷やして粗熱をとっておく。
 2.ボウルに、卵白、グラニュー糖、はちみつを入れてよく混ぜ合わせる。
 3.10分ほど水につけて塩抜きしておいた桜の塩漬けの水分をぎゅっと絞り、包丁で細かく刻み、2に加える。
 4.Aの粉類をボウルにふるい入れてよく混ぜ合わせ、焦がしバターも加えてホイッパーでよく混ぜる。
 5.ワッフルベーカーにフィナンシェプレートをセットして予熱し、油(分量外)を塗り、4の生地を流し入れ、蓋を閉めて3〜4分加熱する。 
 
 
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